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生まれてから母乳やミルクの味だけしか知らなかった赤ちゃんが、これからいろいろな食品を食べるための練習がはじまります。

赤ちゃんの成長・発達には個人差がありますから、離乳食を作るときも赤ちゃんの成長・発達にあった調理形態にすることが大切です。

母乳やミルクでも十分に栄養が摂れるので、無理をせずに赤ちゃんの機嫌が良い時などに楽しく進めてあげて下さい。







赤ちゃんの成長・発達には個人差がありますから、離乳食を作るときもその都度赤ちゃんの成長・発達にあった調理携帯にすることが大切です。

準備期→初期→中期→後期→完了期と順番立てて行っていきましょう。
最初は慣れることが大切なので、少しずつ量を増やすなどしていきます。

成長・発達に合わせて量・固さなどを調節し、無理せずにすすめていきましょう。



★離乳食準備期

おっぱいやミルク以外の味に慣れることを第一にし、スプーンに慣れる時期です。
この頃の調理形態は液体が適しています。果汁やスープなどは裏ごししてから与えてください。 おっぱいやミルク以外の味を知ってもらい、慣れてもらうために、いろいろな果物やお野菜を使いましょう。



★離乳食初期

果物やスープでおっぱいやミルク以外の味に慣れた赤ちゃんですが、まだまだ噛むことはできません。
この時期は食べ物を口に入れ、それを飲み込むことに慣れる時期です。 ですので、はじめは均一の舌ざわりで、のどごしの良いドロドロとした物や半流動のペースト状の物が適しています。
だんだんと慣れてきたらドロドロから少しかたさを増した物にしたり、ツブツブを残したりして食べさせるようにしてすすめます。



★離乳食中期

少しかたいものでも飲み込めるようになった赤ちゃんは、次に口をモグモグ動かすことができるようになってきます。
この時期は舌と上あごで食べものをつぶして食べる時期ですから、舌でつぶせる程度のものが適しています。 とはいえ、まだまだ上手に舌や上あごが使えませんから、あまりパサパサしたものは口の中で広がってしまい食べにくいので、少しとろみをつけてあげるなどの工夫をしてあげると良いようです。



★離乳食後期

舌と上あごを使って上手に食べものをつぶせるようになった赤ちゃんは、次に口を左右に動かし、噛むしぐさがみられるようになってきます。
この時期は食べものを歯ぐきでつぶして食べる時期ですので、やわらかい固形のもので歯ぐきでつぶせるかたさのものが適しています。 この頃になると、急になんでも食べれるようになります。



★離乳食完了期

歯ぐきでつぶしていた赤ちゃんもしっかりかめるようになってきますが、まだ大人と同じとはいきません。
大人よりも少しやわらかめで、食べやすいようにある程度小さくしてあげてください。 遊び食いや、むらが出てきたりしますが、一時的なものですから神経質になることはありません。 また、自分で持って食べたがったりしますから、赤ちゃん自身が持って食べやすい形に調理してあげるといっそう楽しく食べてくれます。



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